オアシスの動きをチェック
どんな仕事でもいいのです。
仕事以外のことでお客のニーズに応えてあげると、そのお客はまさかのときに応援してくれる味方になってくれるものです。
F総研のコンサルタントたちによく言っていることがあります。
「もしお客さんが君らに一言連絡してきたら、御用聞きになったと考えて、必要なものは全部そろえて届けてあげる。
旅行に行きたいといったら切符から宿、オプションのツアーの手配までしてあげる。
もし必要だったら、娘の結婚式場の手配から、弁護士の紹介まで、なんでもしてあげる。
こんなことはまさかできないだろうというようなことをしてさしあげれば、それをしてもらった人は絶対に忘れないよ。
できるだけ世話をしなさい」。
仕事に関することは当然のこと、マニュアルにはないような個人的な要望にまで丁寧に対応してあげると、してもらった人は本当の意味で感謝してくれるものです。
ふだん、このように行動している人には、いざというときに応援してくれる人がたくさんできています。
やはり常に親身になって第3者のことを考えている人、動いている人のほうが成功するのです。
これは、お客との関係でも、上司と部下の関係でも、友達との関係でも同じです。
夫婦関係も、家族関係もけっして例外ではありません。
昔は人材を輩出する企業として、「S銀行、N証券」の名がよくあがりました。
しかし、最近は「O、R」といわれています。
以前、S銀行やN証券にいた人は、徹底的な客志向の考え方をたたき込まれていたようです。
S銀行からAビールに乗り込んでビール業界首位の座をKビールから奪回したH唐太郎さんは、その典型といっていいでしょう。
N証券の副社長から、国際証券の社長になったTさんも同様です。
よく、お2人からは、「客志向」の究極のあり方を教えてもらいました。
しかし、バブルが崩壊し始めた15年前あたりから、その伝統はかなり薄くなってしまったようです。
とはいえ、ほかの会社よりは素晴らしい社風がこの両社には、いまも残っている。
Mは、Fの傘下に入っていますが、Mをここまでもってきたのも、S銀行から派遣された人たちでした。
私の親友で、S銀行からMに派遣されたIさんはなかでも出色です。
その後、IさんはKの頭取として、関西S銀行との合併を2004年2月に成し遂げ、いまは両行が合併してできた関西A銀行の頭取を務めています。
彼を含めて、S銀行社員の考え方と仕事の仕方がどんなものだったのか、私の経験か私の母は、阪神大震災のときに宝塚市に住んでいたのですが、仏壇がベッドの上に倒れ、それがもとで自由に歩けなくなりました。
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